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 ●国際交流


 岩谷国際奨学生 友の会 第3回 日本支部会(関東分会)開催
 2016年6月25日(土) 13:00〜20:00
ミュージカル「ライオンキング」観劇:劇団四季「春」
日本支部会(関東分会):ホテルアジュール竹芝
梅雨明け間近を思わせる強い日差しが照りつけた6月25日、岩谷国際奨学生友の会第3回日本支部会(関東分会)が東京都内で開催された。友の会支部会は、1988年に韓国で初開催して以来、中国、台湾、シンガポール、マレーシアなどで14回実施しており、日本での開催は18年ぶり。関東近郊在住の奨学生OB・OGおよび現役の奨学生71名と家族55名、財団職員5名の総勢131名が一堂に会して開催された。

<ミュージカル「ライオンキング」観劇の部>
正午過ぎ、東京・浜松町の劇団四季劇場前に集合。遠方から駆け付けた会員もいて、久々の再会を喜ぶ賑やかな雰囲気の中、まずは劇場をバックに全員で記念撮影。

久しぶりの再会を喜び、劇団四季劇場をバックに記念撮影

ミュージカル「ライオンキング」は今も根強い人気があり、「家族ともども、とても楽しみにしてきた」という会員が多く、終演後には皆が満足していた。

<報告会&懇親会の部:互いの近況を伝えあった日本支部会>
午後5時からは、「ホテルアジュール竹芝」13階「飛鳥の間」に場所を移し、日本支部会を開催。冒頭、小松常務理事・事務局長から退任の報告があり、芳賀次期事務局長が紹介された。また、今回の日本支部会開催準備委員として尽力いただいた会員各氏(張元宗さん(第8回奨学生)、梁媛さん(第15回)、レイティティさん(第17回)、勝欣一さん(第18回)、黄来芳さん(第24回)、李元羽さん(第28回)、王暁星さん(第37回))に感謝の意が伝えられた。
準備委員会代表の張元宗さんが開会挨拶をされ、続いて額装された立派な「書」が支部会から財団に寄贈された。揮毫されている文字は、岩谷直治氏が生涯大切にしてきた言葉、「吾以外皆吾師」。この言葉は、作家・吉川英治氏の座右の銘で、「自分以外の人、自然、全てが自分に何かを教えてくれる先生であり、謙虚に学びたい」という人生訓。張元宗さんが在籍する目白大学の岩田有希子先生(雅号:紫陽)に特別に書いていただいたもの。
懇親の部で見事な「書」を披露する第8回奨学生の張元宗さん「吾以外皆吾師」は岩谷直治氏が大切にしてきた言葉

懇親会は第12回奨学生の楊萍さんによる乾杯の発声でスタート。食事を楽しみながら、次の会員の方より順次現況報告をしていただいた(胡暁さん(第11回)、洪儒生さん(第15回)、李元羽さん、韓愛善さん(第28回)、リム・リーワさん(第28回)、應文さん(第27回)、王さん(第27回)、周京勇さん(第18回)、勝欣一さん、レイティティさん、余珊さん(第17回)、王暁星さん、梁媛さん(第15回)とお嬢さん、ステファヌス・アルノードさん(第40回)、黄来芳さん、弭蘭さん(第40回))。各テーブルでは、それぞれ仕事・研究・家族等の話で盛り上がり、交流は一層深まった。午後8時、梁媛さんの閉会の辞をもって、日本支部会は盛会裏に終了した。

第12回奨学生の楊萍さんによる乾杯の発声で懇親会がスタート

近況報告する第11回奨学生の胡暁さん